同僚がパソコンで書いている書類に手を焼いている様子。ただでさえみんな人手が足りなくて忙しいのに、小一時間悩んだ挙げ句、私に教えてくれと来た。聞くと、どうも書類の体裁で困っているらしい。しかしどう見てもそのドキュメントは生きている間に再び利用することは無さそう。私は黙って”Ctrl + P”を押し、出てきた用紙とボールペンを笑顔で渡した。ワープロで書類を作成するのは、その方が早くて便利か、保存して使い回すか、見た目の整ったものを作らなければならないからであって、使い回さず見た目にもそんなにきれいである必要もなくパソコンでやると時間もかかって不便なんやったら手で書けや! って個人的には思うのだが、いかがか。もし練習がてらにやっているのなら、それはヒマなときにやるもんやし。まぁしかしこれは逆に、書類はワープロでつくらなきゃいけないと勘違いするほど、パソコンが一般的に浸透したということでもある。
で、話は変わるが、パソコンショップのホームページで、パソコンのカスタマイズ内容を考えられる限り良いものを選んでは「はぁ~、車が買えますなぁ・・・」とためいきついてブラウザを消すことをたまにするが、その度に「あぁ、まだまだ私も初心者やなぁ・・・」って感じる。まぁ、パソコンのプロじゃないから全然それで構わないのだけれど。道具としてパソコン無しでやっていくことは考えられないのも事実だが、オーバースペックを夢見るのは性分というか趣味というか、こればっかりは男のロマンだからしゃあないんである。
プロは一般に、道具に不必要な機能を求めない傾向にあると思う。不必要な機能がメインの作業を妨げるようなことがあったら本末転倒だからだが、その結果プロ仕様の道具はあんまり汎用的じゃない割に値段がべらぼうに高かったり、逆に普通の人がびっくりするくらい安かったりすることも多い。逆にパソコンは一台でいろいろできてトータルではそれぞれ別の機械買うより安いんちゃうんというのがここまで普及した理由でもあるわけだが、それでも職場が何十台とパソコンかかえて全部「ナンデモ機」というのは悲しすぎる。そうして一部のパソコンは機械のコントローラーなどの専用機として使うわけだが、それでもマシンとしてのパソコンの価格というのは安いよねぇ。
で、誰とは言わないが、その専用機の最近使ったプログラムの中になんでゲームが入っとんねん! 誰やねん、出てこいブン殴ったる!!!
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本日付のNatureで、ものすごいのが紹介されてた(元ネタはフリーの電子ジャーナルPLoS ONE)。
さまざまな生物にそれぞれさまざまな寄生者がいるのはみなさんご存じだろう。カマキリにはハリガネムシが、ヒトにはギョウチュウがいるように。そしてその寄生者は、寄生している生き物(寄主)の行動を寄生者に都合が良いよう変えてしまうことがよくある。ハリガネムシは産卵のためには水辺に行かなければならないのだが、自力では行けないので、カマキリをあやつって移動する。ギョウチュウがヒトのおしりをかゆくするのもたぶん同じ。
そんなのを寄主操作というが、ブラジルのガの幼虫に寄生する寄生バチはとんでもないみたい。アオムシにハチが寄生していて、蝶のさなぎからハチがでてきてがっかりという経験がある人も多いと思うが、このハチも同様にある種のガの幼虫に寄生する。そしてある程度大きくなったらそのガの幼虫からでてきてさなぎになるのだが、なんとこのとき寄生されていたガの幼虫がこのさなぎを守るらしい。さなぎのそばで飲まず食わずで、さなぎに襲いかかる天敵が来たら頭をブンブン振って追い払うみたい。そして無事(?)ハチがさなぎから羽化したら、このガの幼虫は死ぬという。
人間で言い換えると、こうなる。一定期間腹の中でチューチュー栄養を吸い、そこそこ大きくなったら出てきて、栄養を吸われていた人間が出てきたクリーチャーを命がけで守り通す・・・って、それってカーチャンやん! ま、血縁かどうかというエコロジーにおいて決定的な違いはあるのだけれど。
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今日、伊勢丹で、驚くべき光景に出くわした。
車を停めた階が女性フロアで、そこから妻のいるところへ移動するときに見かけた若い女性客の中に、ひとり背の高い、白いブラウスを着ている美人な人がいた。その人はブラジャーを着けていなかった。
なぜそれがわかったかって。それはおっぱいが透けて見えてたから。
いろいろ考えた。下着売り場が近いから、そこで下着を試着して、合わなくて、違う下着を探していたのかとか、下着の試着をした後に、ブラジャーを着け忘れたとか。ひょっとしたらこの人、家からこの姿で京都駅に来たとか、とにかくいろいろ考えた。
しかし、わからなんだ。というか、いざこんな光景を目にすると以外と性的に興奮とかしないというか、そんな余裕はないのね。その場を離れたにもかかわらず、なぜかどうすれば良いのか悩んでしまった私の時間を、もし今日京都伊勢丹でおっぱい透けさせてたあなたがこれを見ているならば返してください。
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昔むかし、それは奈良に都があった頃のおはなし。
ここは総務省情報処理課。毎日のように繰り返される役人たちのぼやきが聞こえる。
「課長~、もう無理っすよ~、あれ導入しましょうよ~、あれ」
「ん~、あれって何ぞ?」
「も~、仮名っすよ、仮名!」
「何を言っとるか! ワシらの仕事は、昔から口伝えでいくと相場が決まっとるだろうが」
「オレもう無理っすよ、覚えられないッス」
「ん~、まぁワシにもそう思っとったときがあった。そうさの~、あれは今から30年ほど昔になるかの~」
「あ、オレ、課長の過去に興味無いッス。で、仮名、今流行ってるじゃないすか~、オレ、あれだったら絶対今よりもっと便利になると思うんすよねー」
「ん~、でも、書くなら書くで大陸語に直さんとあかんやろ・・・」
「え、違いますよ、課長知らないんすか」
「何を? だって、あれは唐の文字を使うんやろ?」
「そうなんすけど、和語のままでいいんすよ」
「ん~、何かようわからん。さ、続きやるぞ」
「ちぇっ・・・」
ちょうどその頃、上級役人の中では唐に習って日本独自の歴史書を作ろうという話が挙がっていた。
「ねぇねぇ、この前言ってたアレ、どう思うよ」
「そうさなぁ・・・、オレはやっぱ和語よりは漢語の方がカッコイイと思うんだよね」
「う~ん、でも漢語で作っちゃったら、役人ですらほとんどのやつが読めないよ」
「そうなんだよな~。しかし今のままの口伝えやと、なんか情報劣化しよるしなぁ・・・」
「書いたら覚えてるやつが仮に死んじゃっても安心やねんで。それに、がんばって一回作っちゃえば、覚えなくてもええし」
「仮名でかぁ・・・、なんか若者に迎合しているっつーか、ちゃらちゃらしてて俺は好かんけど。ま、一回作ってみよっか。予算申請しといてくれる?」
「・・・お前も手伝えよ、申請作業」
当時流行っていたこともあって、上からの許可はすんなり下りた。
「きみきみ! 上から仮名で歴史書作れって命令だ! きみ確か詳しいんよなぁ」
「え、マジっすかー、オレ知ってますよ、キャラクタエンジニア!」
「な、何そのきゃら・・・、小豆色っぽいのか?」
「ちょーうけるんすけど。キャラクタエンジニアですよ、CE!」
「あ? お前が仮名ってやつを使えるんとちゃうの?」
「そんなの無理に決まってるじゃないすか~常識的に考えて。じゃ、オレ今からそのCEっとこ行ってきます。牛車代出ますよねー」
「行きのお前の分は出さねーよ。帰りもお前は歩きね。あ、あと菓子折持っていくの忘れんな」
「マジっすか~、じゃ今夜呑みっすよ~」
部下が連れてきたのはオオノという男だった。
「あーどもども、ようこそ初めまして。わたくし、情報処理課の稗田と申します」
「あ、どども、わわわたしはおっおっおっおっ」
「どうぞリラックスして下さい。あ、なんですか、この木の板は? ダアンバンリョって読むのかな? どういう意味ですか?」
「こ、これは私のめめ名刺です。『オオノヤスマロ』ってかか書いてあります」
「あ、左様ですか。へぇ~、あなたの名前が書いてあるのですね。これが仮名ですか」
「そそそうです。えへへ」
「仮名というのは難しいんでしょ?」
「かか書くのはむ難しいです。けけけど、よよ読むのはカンタンです。むふー」
「へー、左様ですか。じゃ、どうでしょ、報酬は荘園で。ちょっと遠いですけど、そこそこ広いですよ」
「あ、あ、」
「あー失礼失礼、もちろんそれだけじゃないですよ。いやーこれ、たまたま手に入ったんですけどね、秋葉四十八娘の松シートチケット。これも差し上げますよ」
「や、やります!」
そして幾度かの打ち合わせを経て、太安万侶は草稿を書き記した。
「いいいかがですか?」
「うーん、いいねー、悪くないねー。うーん、なんつーか、もうちょっと格好良くならんかなー、この当て字はこっちの字にするとか、あ、全部換えといてね。あと1行にこれだけ詰め込むとやっぱ読みにくいから、3~4字ずつ減らしといて、全部ね。あさって締め切りね」
「・・・し、仕様書にはそそそんな」
「あーそうそう、この壁にかけてる美人図、誰かにあげようかなって思ってるんだけど、どうしよっかな、捨てちゃおっかな」
「か、必ずあさってもも持ってきます!」
そしてこの仮名で書かれた歴史書は瞬く間に流布した。数年後、上級役人による評価会議にて、
「ぶっちゃけ、どう? これ」
「う~ん、なんか一般受けはいいらしいけど・・・」
・・・てな感じで古事記が編纂されたのではないかと勝手に想像している。今も昔も変わらんのである、多分(涙)。
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このところ、パソコンのウイルスに悩まされ続けている。
とは言え、私のパソコンはいたって快調。NOD32のおかげで安心かつサクサクと快適な作業環境に満足である。問題は研究室のメンバのパソコン。意識の低い人がどこからかウイルスを持ち込み、それを駆除するいたちごっこなのだが、どうやらその元凶は外部からうちの研究室を利用する人っぽいので困っているのだ。頼むからそのUSBメモリを差す前に、自分のパソコンに信頼できるアンチウイルスソフトを導入して検査してから使って欲しいものだ。
それだけなら問題はまだ軽いもの。最近深刻なのは、そのセキュリティソフトのアップデートに、なぜか多くのメンバが失敗してしまうというトラブルが発生しているから。このソフトは私の使っているセキュリティソフトとは違うものなのだが、非常にメジャーな商品。上の人が「これ入れときゃ大丈夫っしょー」と思っても仕方がないシロモノなのだが、そのトラブルの尻拭いにことごとくかり出されるので、私にとってはむしろこのソフトがウイルスみたいなものだ。
ということで、最近とみに他人のパソコンを触る機会が増えた。あるメンバのパソコンを治している時のこと。なんか異常に遅い。ファイルの移動に「76時間」みたいな表示が出る。なんでや? と調べていると、40GBのHDDのうち38GB以上が使用されていたorz ・・・ここまでくると、もうどうやってそこに詰め込んだのかの方が不思議である。詰め込み過ぎたら遅くなるよと説明すると、「?」の反応。そりゃあなた、半畳しか空きのない八畳間の中だけで整頓し直すとしたら、ものすごく大変だし時間かかるでしょうが。
そして多いのが、どうやったら治るか、手順とその理由を教えてくれというもの。向上心は認めるが、かんべんして欲しい。私がやれば1時間かからないことでも、それをいちいち教えていたら半日以上はかかるだろうし、ネットなり本なり使って自分で苦労して勉強しないと身に付かないだろうし。まぁ、こんなところで愚痴ったとしても、明日もたぶん誰かが「治してくださ~い」ってパソコンという名の重たいがらくた箱持ってくるんでしょうが・・・(TOT)
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