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酸いも甘いも

3 月 27th, 2008

現在我が家には、梅干しがいっぱいある。

先日奈良に行ったときに購入したのと、パーティーのおみやげが梅干しだったということでかぶったからだ。

ちなみにこのパーティーのおみやげでもらった梅干しだが、南紀特産の極大粒の南高梅をひとつひとつ包装し、それをさらにひとつひとつプラスティックの容器に入れた超高級品。かの陣内智則さんと藤原紀香さんの披露宴での引き出物にも使われたものとか(よく見れば「紀香」という名前は「紀(州)の香り」やなぁ)。「この一粒がショートケーキ並の値段とは!」と恐る恐る口にするも、その味わいに納得。皮は薄く、種も小さく、実は溶けるように軟らかく、高級果実と考えればむしろ安いかと。茶請けとしていい感じだ。

で、最近の梅干しというのは非常にマイルドで、幼い頃に食したあの酸っぱすぎて眉間が痛くなるようなのにあまり出くわさない。ところが奈良で購入したのは「昔ながらの梅干し」というもの。現地で試食したところ、最初は「お、ちょっと酸味きつめ」と思うくらいだったが、しばらくすると塩分と酸味の相乗効果で顔が引きつるくらい酸っぱくなった。最近の弁当にはこの梅干しを入れているのだが、非常に飯が進む。もちろん酸っぱすぎておでこが痛い。

なんでもマイルドな梅干しの塩分が約7%なのに対し、昔ながらのやつは約20%らしい。しかしこの塩分、疲れているときには効果絶大みたい。これのおかげで「もう一踏ん張り!」という気にさせてくれるし、実際体も少し疲れを忘れているようだ。そういえば以前喫茶店で、疲れてそうだと梅昆布茶を出してくれたことがあった。確かにあの時はいろいろ行き詰まっていたのだが、梅昆布茶の塩分と梅の香りで元気が出たなぁ。梅の効能か塩の力か、もちろんマスターの優しい心遣いがいちばんの薬だったのだろうが。

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