今日の書「無功徳」
9 月 4th, 2007
今日の書

「無功徳」
「功徳」は、善行の結果として与えられる神仏のめぐみや御利益を意味する。では「無功徳」とは。
「伝燈録」によると、梁の武帝が達磨大師にたずねた。「私は寺を建て、僧を育てました。どんな御利益がありますか?」と。
大師は答えた。「並びに無功徳」。「御利益なんて無いよ」、つまり善行に見返りなど求めるものじゃないよって。見返りを求めても、それはほとんど苦しいだけ。善いおこないをしているつもりなのに苦しむなんて辛いよなぁ。そういう意味で、この言葉はおもしろい。すごくあたりまえのことを言っているだけなんやけど、これを実行できるのはいつになることやら。
作品としては、正直なんか怠け心と集中力の欠如が否めない。
モチーフとしてはとてもおもしろいと感じたから、もっと煮詰めていきたいが、その前に字を書く姿勢を直さないと。千字文を開いて書くか、もしくは以前書いた題材をもう一度書き直すか。初心のうずうずした感じがもっと欲しいね。
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