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上海旅行報告(番外編)

8 月 31st, 2007

「番外編」って何やねん! と思われるかもしれないが、まぁ、アンコール的な「ちょっとね」を書く。

私はもっぱら「ビール党」である。
オフならば、すきあらばビールを飲む姿勢。

で、中国でビールゆうたら青島ビールでしょ。
青島ビールってあんまり飲んだことなかったから、とても楽しみにしてた。

で、行きの飛行機のビールが「三得利」。
もちろん、サントリーの中国表記なのだが、なんでも中国ではこの名称、意味的に非常に良いと評判らしい。
青島ビールではないが、中国の工場で作ったものみたいだ。ふつうに美味しい。

アサヒは「朝日」。そのまま。

青島ビールもランクがあるのをmasaさんに教えてもらった。
日本の中瓶をすこし細くしたような、一見チープな絵柄のやつが一番いいやつらしい。
あとは個人的に感じたのは似たり寄ったりな気がする。
左2本は青島ビール。そして三得利、朝日。

これは北京ダック食べたところで勧められた三得利。
あっさり系。

青島ビールは日本のビールと比べてアルコール度数が約半分で、さらっとして飲みやすい。
日本のメーカーも、それをかなり意識して作っていると思われる。微妙に違うが、風味の良いバドワイザー的な感じがする。
なお、中国の人は昼間からビールを飲んだりというのはあまりしないように見えた。
よほどのオフか、もしくはとてもめでたい席、そして尋常ならないほど大切な場じゃないと呑まないのかもしれない。masaさん、その辺のこともまた教えて下さい。

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今の私の書道道具その三

8 月 31st, 2007

文房四宝のうち、今日は墨。
小学生のときに習っていたお習字では墨液を使っていたが、今はちゃんと墨を磨っている。

一番右の「顕微無間」は一番最初に道具を揃えに行ったお店香雪軒で購入した墨運堂の墨。あまり他の墨と使い比べていないので正直良いのかどうかはわからないのだけど、今のところ嫌な色にはなっていないから良いのかも。あと硯を羅紋から歙州に換えたらきめの細やかさが変わったのに伴って墨の表情もまろやかになった気がする。この墨は練習・清書用なので、作品用にはもっと良い墨を使わなきゃいけないのかもしれないが、気に入った墨色で満足行く書ならば個人的にはそれで良い気もする(書の格に合った道具を使うべきという意見もあるだろうが)。それより問題なのは、私が「やはりこの墨じゃないと!」というような墨にいつ出会えるかということかな。あと私はまだ墨色は作品並べて見比べないと解らない。

右から二番目の「百事如意」は龍枝堂で購入した南松園製の墨である。これはお盆セールで安くなっていたのを購入したのだが、いつもながら龍枝堂のお爺さんのお話しを聞いているうちに購入を決めたものである。なんとこの墨、昭和53年製なのだ。ほぼ30年寝かせてあるというにもかかわらず定価の3割引で、「わしやったら迷わずこれ買うな」と言っておられたので、でも私は迷ったが買った。どんな墨色か楽しみで見てみたいのだけど、磨るのももったいないので、いつ使うかかなり迷う。

左二つは上海に行ったときに購入した唐墨。こちらももちろん、どんな墨色か見当もつかない。いつか気が向いたら使ってみるつもり。

それにしても墨ってすごいなぁって思う。色素は基本的に黒鉛なので安定性は抜群(逆に墨で汚したら乾く前に物理的に除去(つまり拭いたりこすったり)するしかない)。墨を固めるのに使う膠が黒鉛をコロイドにしているというところもなんか化学的に素敵。一日の終わりに墨を磨りながらその薫りを楽しみ、「何書こうかな」なんて考えている時間が今はとても落ち着いて良い(と言いつつ、磨り終わってもモチーフが決まらなくて「どないしょ」ってなことも多いケド)。

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上海旅行報告其之六(終)

8 月 30th, 2007

今日の書

一文字の習作。晴耕雨読の「耕」
種を播く前に、まず耕す。鍬を入れて土を起こす。すべての始まりは種を播くことからじゃなくて、まず「耕す」ことなんじゃないかなぁって。
耕すのってしんどい。大変。けど、耕している人はきっと、この土地で豊かに実る結果を夢見て、期待しているはず。それって、実はとても楽しいことなんちゃうかなぁって。

字としては素直すぎる感が否めないが、個人的には何となく気に入っている。土と悪戦苦闘しながらも心の奥ではほくそ笑んでいるような雰囲気がだせたらいいなぁって思うけど、それはなかなか難しいね。このモチーフももっと大切にしてあたためていきたい。

上海旅行最終日
とにかく早起きして、masaさんの奥さんが前日に書いてくれたメモをタクシーの運転手に見せて空港へ。
あまりにあわてたので、飛行機のチェックイン待ちのときにすっごく喉が乾いて辛かったのだが、たまたま飲み残して開けていなかった青島ビールが一本ザックに入っていた。「仕方がない」とそれを飲もうと思うも、栓抜きなんて持ってない。鍵か何かをつかってなんとかこじ開けた。少しぬるいが、喉は相当渇いていたので美味い。でもちょっと悲しい味。

出国手続きを終え、免税店巡り。
ベタなお土産をまったく買ってなかったので、切り絵とか、絵文字の扇子などを購入。
手持ちの元を使い切った。これで銀行で両替する必要ナシ(^^)(・・・って、そう言う問題だろうか?)

私が個人的に気に入って、蜘蛛をモチーフにしたブローチを購入した。妻に渡したのだが、妻は帰国後すぐにあった会議で着けていって、いつの間にか落としてしまったらしい。ピンの部分がかなりちゃちかったらしく、無くなったのは仕方がない。そのブローチはこんな感じのやつ。

この日は上海に来て一番空が青かった。

飛行機で関空へ。バスで京都駅へ。タクシーで家へ。
日本も晴天。あっという間に日常生活。

でも、ちょっと価値観変わったかもしれない。
お世話になった皆さん、本当にありがとう!

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「Life 天国で君に逢えたら」を観てきました

8 月 28th, 2007

前の日曜日の午後、退屈なので妻とドライブ。
あまり何も考えず、千本二条にあるBiViへ。
ここにはTOHO Cinemas Nijoが入っているので、今どんな映画やっとんのかな~ってぶらぶらしていたら、飯島夏樹さんの実話が原作の「Life 天国で君に逢えたら」をやっていたので、それを観ることにした。

チケットを購入して、開演まで時間があるので下のゲームセンターへ。

久々のUFOキャッチャー\(^ ^)/

・・・えへん。私は何を隠そう、過去に200円で8個のぬいぐるみをゲットしたことのある自称UFOキャッチャーマスター(仮)である。今回眼を着けたのは、難易度の高いMonokuroBooとMONOKURO GONTAである。Booの方は形がほぼ立方体なので、引っかかるところがほとんどなく、GONTAの方はぬいぐるみが少し大きめで、そしてポジショニング的に良い位置のものがなかったので、あたりのカップルの彼女さんたちはそれぞれ彼氏さんに「欲し~い、取ってぇ~」と言ってねだっていたのだが、賢明な彼氏さんは「あれは無理」と無難な対応。チャレンジャーな人は挑むもみな玉砕。

ご存じの方も多いとは思うが、UFOキャッチャーは基本的につかみ上げて取るのではなく、あのクレーンを使ってぬいぐるみを転がして取るのが中級的セオリーである(上級者は本当につかみ上げて取る)。

で、結果・・・

今回は2000円くらいかかってしまった。

映画はなかなか良かった。大沢たかおが来ていたラッシュガードがめちゃ格好良かった。
終わった後、ショップでTシャツを衝動買い(^^;

もう夏も終わるというのに・・・(暦の上では既に秋やし・・・)

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今の私の書道道具その二

8 月 28th, 2007

前回は硯を紹介したので、今回は筆。
とりあえず、写真を。

一番右の筆が、メインで使っている香雪軒の「梅窗(ばいそう)」という筆。イタチ毛と羊毛の兼毫で穂先の長さも程良く、半紙に漢字2~6文字くらいなら万能な使い勝手。

右から二番目の筆が、古梅園の「希静」という筆。梅窗と同様にイタチ毛と羊毛の兼毫で、半紙に8文字くらい書きたいと伝えて出してもらったもの。正直普通の筆ってこんなものだろうという可もなく不可もない筆。この筆で書くと字が素直すぎるようになるのは、私の腕がまだまだということだろう。

右から三番目の筆が、賛交社で出してもらった「精品鶴脚」の三号という中国製の筆(ちなみに上記2本は国産)。羊毛の長峰(穂先が長いという意味)の筆が欲しいと言って勧められた筆。純羊毛で国産ともなるとかなり高価なのだが、中国製ならば大分安く買える。しかしその分質は劣る。羊毛の長峰ともなると使い慣れるのにかなり手こずる。基本的に書くときは「ここからここまでは一息に書こう!」と臨むのだが、羊毛はとても柔らかく、しかも長峰ということもあって穂先が反っくり返ってしまったらもうお手上げ。しかしこれを使いこなせるようになると、表現のレパートリーがかなり増える。目下練習中。

中三本は以前にも写真でお見せした、上海で購入した筆たち。まだどれも使ってみてない。どんな書き味か楽しみだ。

左二本は細筆で同じもの。松楳園で勧められた「さくら草」という大変安い筆(定価税込み210円をなぜかさらに安くしてくれた)。お店の人曰く、「小筆は消耗品ですから、ある程度のものでかつ安いのが一番。この「さくら草」は安すぎるからと皆さんおっしゃいますが、当店では小筆として一番のお勧めです」と言ってはったので買った。私は小筆を使うのがへたくそで、普通小筆は先三分の一くらいだけをおろして使うものなんだけど、その状態で筆を良いコンディションをキープできないのだ。大体残り墨で穂先が割れてすぐにダメになる。だから今は根本までしっかりおろして使っている。要は重力に負けずしっかり腕を支えて書けば良いのだろうと、これも目下練習中。

とまぁ、こんな状態なので、妻に「筆何本買うてんのー!」と怒られた。
怒られると、ばれないようこっそり買いたくなるのが人の心情というものだと思うのだが・・・(^^;

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上海旅行報告其之五

8 月 28th, 2007

今日の書

詩。うた。
人がうたうのはなぜだろう。ことばがあるから?
言葉が無くてもうたえる。メロディとことばを合わせたものが詩じゃない。
神秘的なことを言いたいんじゃない。うたい踊る。そこに動物として刻まれた本能が眠っているからだと勝手に確信している。

この書に関しては、楷書風に書きながらもくずしたいというつもりで書いた。だからごんべんも曲がってるし、一字なくせにくねくねしている。そうさせようとしたのだが、これは好き嫌いがはっきり分かれるんじゃないかなぁ。あと下手にまとめたのが今となってはちょっと反省。まとめるのじゃなく、その時に感じている気持ちを素直に出すのことがやっぱり大切。

上海3日目続き。
トラブル発生と、前日書いた。
そのトラブルというのが、妻が熱を出してダウンしてしまったのだ。

妻はなんか朝から調子悪そうにはしてた。私もこのとき下痢が止まらず、お腹が痛い訳ではないのだが、おならをするのも危険な状態ではあった。上海のトイレは中国のトイレ事情に比べたらまだかなりマシな方なんだろうが、場所によっては怖いところもあった。よく中国のトイレには戸が無いというが、私が入ったトイレには全部戸はあった。しかし閉まらないとか、鍵がかからないとかは当たり前。備え付けの紙も、水に溶けるかどうかはむしろ「溶けない!」ものの確率が高いので、拭った紙は便器ではなく横に置いてあるゴミ箱へ入れる。私が腹痛になったのはおそらく、コンビニで買った魚の干物が原因だろう。

妻はお茶専門店でテーブルに伏せたまま動かなくなった。それを案じたmasaさんの奥さんが、妻をホテルまで送ってくれた。私はmasaさんと茶葉ならびに茶器を買って、masaさんのマンションへと向かった。

超高級マンションに住んではる。マンションの並ぶ敷地内には公園があり、そのなかには棚田みたいな池すらあった(とても危険なので立ち入り禁止)。masaさんのお宅には風呂トイレが2つずつあった。これは片方は普段使いで、もう片方はゲスト用とのことらしい。間取りもここまではゲストに使ってもらう、ここより奥はプライベートという考えに作られている。驚いたのは、風呂の蛇口にも浄水器が設置してあったことかな。

masaさんのお宅でアイスコーヒーをごちそうになりながらしばし歓談。その後、ホテルで寝ている妻にお茶とおにぎりを持っていって、私とmasaさん夫妻は予約してあった北京ダックのお店へ。

ここは上海にある北京ダックのお店の中でもかなりの有名店らしく、従業員もちと高飛車。けどとても美味しい。妻が同伴できなかったのは残念だったが、上海最後の夜もとても楽しいものだった。

今回の旅行で、私はしこたま青島ビールを呑んだのだが、そのあてとして何より気に入ったのがこれ。

この写真の左側のやつ。魚(たぶんエソ)をみりん干しっぽくしてあるんだけど、ちょっと甘くてすごく美味しい。ホテルの人に名前を聞いて紙に書いてもらったんやけど、読めません(T_T)
masaさん、教えて下さい。そしてもし日本で会えるなら、これをぜひお土産にお願いしますm(_ _)m

食後ホテルでmasaさん夫妻とお別れ。masaさん夫妻、本当にありがとうございました。おかげでとても充実した旅行ができました。感謝!

その後、酔いもほろ酔い、ホテルの土産物売り場の日本語が堪能なおっちゃんに捕まって、隅々まで説明を受けることに。まぁ、最後の夜ってこともあって、筆と墨を購入。値引き交渉も適当。気に入った青島ビールをローソンで買ってきて、北京ダック食べたお店からおみやで持ち帰った美味い魚の干したやつを肴に最後の夜を噛みしめる。この魚の干したやつはめちゃめちゃ美味いけど、結構油分も多くて食べ過ぎて気分が少しだけ悪くなった。明日の朝は早いが、寝るのが惜しい。

もう少しやけど続くよ。

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上海で購入した茶器

8 月 26th, 2007

下の写真にあるのが、今回の上海旅行で購入した茶器たち。

まずは茶壺。日本で言う急須。

これ、結構気に入ってます。緑色の茶壺というのも少しだけ珍しいのだけど、見所はやはりモチーフとデザインとの調和。竹を題材に作られているのだが、取っ手、蓋、注ぎ口、そして本体すべてに竹にまつわるデザインが施してあり、それがまたさりげなくて、そこがすごくおもしろい。使い勝手もなかなか良い感じ。

次に蓋椀。日本で言う湯飲みに相当するが、後で述べるように中国ではこれを使って茶を煎れ分けることもする。

蓋と椀の口の大小が日本のものと逆なのにお気付きだろうか。
中国の人は、この蓋椀に茶葉を入れ、湯を注いで、この蓋で茶葉を押さえて茶杯に注いだりそのまま飲んだりするのだ。

そして茶杯。

5つセットで同じものを買ったのだが、作った人が忘れたのかどうなのか、2個の内側に絵が描かれていない。
まぁ、これもご愛敬。もしかしてそれには重要な意味があるのかな? 知っている人がいたら教えて下さい。

耐熱ガラスの茶海と茶漉し。

茶海のそこには「耐熱ガラス」って書かれている(^^; 愛嬌愛嬌。
茶漉しは訳あって深めに作られている。理由は以下の写真。

こうしたら、茶壺を持たなくても注ぎきれる。茶葉は一回入れたら何回も煎れるので、飲みきれなくても中のお茶は外へ出さなければ葉が痛む。こうして置いておけば、自然と茶が下りて、美味しいお茶がまた飲めると言う訳だ。

良い買い物ができました。masaさんの奥さんに感謝!

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上海旅行報告其之四

8 月 25th, 2007

今日の書

路傍。道ばた。
道があるから、道ばたがある。道ばたは道と道じゃないところの境目というのはあたりまえのことなんだけど、どのようないきさつで道ばたになったかというのを紐解くと人の往来の歴史が見えてくる。
犬を散歩しているとよく解る。犬は道には何も興味を示さず、道ばたばかりを選んで歩く。人間だって実はそう。道は大切なんだけど、面白いのはその道ばた。何かに打ち込んでいるとき、その本質は辛く苦しいものでも、その過程に現れるいろんな出来事が、面白かったり励みになったりする。

これを書いたときもやはり、ハネるのって難しいなぁ~って思った。この作品の「傍」のハネは、書の先生にしてみればなんじゃこりゃってなものだろうが、実は個人的には気に入っている。美しい筆跡は繰り返せば似たようなものを再現できるだろうが、このようなかすれながらなんとか形になったようなやつは真似できない。私は練習の最後、その日の仕上げとして紙を少し良いものに換え、1枚か2枚だけ清書する。それが良くても悪くても、気に入らなくてもその日の作品として、一応置いておく。その本番に現れるこうした小さな小さな奇跡って、私は科学者の端くれなのにこんなことを言うのもおかしいのだが、神様のちょっとした手助けみたいな気がして自分だけの力とは思えない。

上海3日目。
この日はmasaさん夫妻お気に入りのマッサージへ朝から行った。
が、早く行きすぎてまだ開店してなかったので、近所のスタバでお茶。

開店後、みんなでフットマッサージをうけることに。
とても気持ちよかった。
masaさんの奥さんは足裏を押されてとても痛がっていましたが、私は痛くありませんでした。マッサージする人によって押す力が違うのかな?

その後、四川料理のお店へ。
四川料理と言えば麻婆豆腐など辛いものが多い。例えば、

強烈な量の唐辛子が皿に山盛りですが、これはmasaさんのブログにもあるように、この唐辛子の山の中に鶏肉のぶつ切りが入っていて、それをほじくり出して食べるので、辛いですが拷問ではありません。いえいえ、とても美味いです。相当辛いけど。
この店で食べた豚の骨付きスペアリブが抜群に美味かった。

食後、masaさんの奥さん行きつけのお茶専門店へ。

ここで美味しい茶葉や面白い茶器などを購入したのですが、ここでトラブルが・・・
続きます。

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今の私の書道道具その一

8 月 25th, 2007

とまぁ、下手の横好きでハマっている書道だけど、道具を集めるのもまたとても楽しい。
昔から文房四宝と言って、硯、紙、筆、墨についてはとても大切に扱われてきた訳だが、その中で最も大切に扱われてきたのが硯。
理由は、他の道具は消耗するのに対し硯は残るということと、昔良い硯は高い位の役人ですら手に入れることができなかったというほど貴重なものだから。他の道具の材料は基本的に生き物なので、その生き物が絶滅しなければ材料を確保できる。しかし硯の材料は天然の石なので、自然が織りなす偶然の中で作られたある程度の均一な石材が必要であり、そんな石はとても貴重というのが行きつけの書道用具屋のお爺さんが言っていたうんちく。

まぁ、他にも落款に使う石なども物によっては財産扱いとなるわけだけど、篆刻についてはまた後日。

まずは硯から。

左は羅紋硯。安価で数百円。墨おりがとても良くて気に入っている。
右は歙州魚子紋硯(きゅうじゅうぎょしもんけん)。たまたま特別奉仕してあったのをさらにお願いしてすっごく安くしてもらったが、それでも高価。左の羅紋硯と似ているので、現在はこちらを黙って使っている。理由はこの硯を購入したことを妻にまだ内緒だから(^^;
硯と言えば、端渓か歙州というくらい歙州硯も有名。端渓よりも歙州の方が一般に見た感じは派手め。価値としては端渓の老坑に勝るものはないとされ、旧端渓硯は極めて高価だ。最初に書道用具を揃えるときも、お店のご主人に「高くても端渓を」と勧められた。もし惚れるような端渓硯を見つけたら、その時手に入れる方法を考える。
で、話はこの写真の歙州硯魚子紋に戻るが、これは初めて目にしたとき一発で惚れた。魚子紋とは魚の卵の意味で、石に細かな斑点がある。
この写真でわかってもらえるかなぁ・・・

そして硯の縁の部分に龍が彫ってある。

あと写真にはないが、この硯には花梨の箱が付いていた。しかしこの箱は少々傷んでいる。でもまぁ、肝心の硯に傷があるわけではないのであまり気にしていない。

ちなみにこの歙州硯の使い心地だが、墨をするのは羅紋に比べて1.5~2倍くらい時間がかかる。しかし羅紋硯ですった墨よりも粒子が細かいのか、同じ墨をすっても墨色が違う。紙や墨、書きたいものによって使い分けたいと考えている。

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上海旅行報告其之参

8 月 24th, 2007

今日の書

これは「趣」という字で趣きを表現してみようとして失敗したもの。
もっと遊んで書いたらよかったとも思うし、形もまだなんか型にはまった感じで中途半端。だからといってこれ以上崩せないのが、まだまだ未熟な証拠。このモチーフについては、いずれリベンジします。

上海2日目の続き。
お昼の点心を食べたあと、masaさんの奥さんがオススメのいろんなお店があるところへ移動。雰囲気としては、今まさに新しい店舗がどんどん参入していて、あちこちで改装工事をしている一画。私は蟹の形をした小物入れに一瞬こころ奪われたのだが、これは実はベトナム製。妻は少数民族が作る猫と虎のぬいぐるみ(名前忘れた、また調べておきます)を気に入って、いったん店をでてお茶するものの、やはり購入。これは刺繍してあることもあって結構高価。妻の実家に置いてきてしまったので手元に写真が無いのが残念。

その後、masaさんの奥さんが手配してくれた上海雑伎団を観に。
感想、同じ人類とは思えません・・・。

雑伎団の演技を観ていたのは外国人ばかり。欧米の人ばかりだった。中国の人にとってはあんまり興味のあるものではないのかも。確かにずっと同じ演目ならば、一回観たらそれでいいしなぁ。

その後masaさん夫婦と再び合流して、上海蟹のレストランへ。
上海蟹は日本で言うモクズガニに近い仲間の蟹で、大きさ的にもそんなに身がある訳ではない。旬は秋だそうだ。
そして料理がきて驚いた。

皿に蟹の爪の部分の肉(ひとつ1cm程度)がきれいにこんもりと盛りつけられて、一人ひとりに配られたのだ。これ一皿で蟹何匹分? しかもその一つひとつどれも型くずれしていない。どうやって誰がこの身を取り出して盛りつけたのか、それを考えるとちょっと怖い。

食後おしゃれなバーで生演奏聞きながら妻はカクテル、私は青島ビール。
旅半ば、友人のおかげで異国を満喫中である。

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閑話休題

8 月 24th, 2007

最近書を書くようになって、自ずと骨董屋やリサイクルショップなどを妙に意識するようになった。
本日の収穫はこれ。

これは鳩居堂の硯箱(小さい方)と一枚蓋乱箱(大きい方)である。
高岡塗とはいえ、信じられない価格だ(どちらもCDアルバム一枚程度)。未使用品にも関わらず、両者共にビックリするほどの破格である。私はこの前、鳩居堂の文庫(和紙に漆か柿渋を塗った箱、軽いがペラペラ)を3千円で購入したばかりなのに!

その店は、以前は普通のリサイクルショップで、がらくたは無かったけど比較的新しいものを置いていた店だった。
しかし今はルイヴィトンを中心とした海外有名ブランドの、程度の良い中古を販売するようになった。
何気に入ってみたら、この2点がうっすらほこりをかぶって、店の片隅に置いてあるではないか。

私は即座にこの2点を購入した。
店員はその価値を全く解ってないらしく、着いていた埃を払おうとして、漆器であるこれらの箱を乾いた布で拭こうとした。
私は急いで止め、柔らかい布巾を絞ってやさしく拭いてもらった。大きい方は眼を凝らせば若干傷があるが、こんなのは普段使っていたら着く程度のもの。小さい方は極めて美品であった。

もうすぐ妻の母が誕生日。義母は最近再びかなを始めた。小さい方の箱は硯箱だし、これに上海で購入した小さい硯を合わせてプレゼントしようかと考えている。大きい方の箱は、私がしばらく使ってみようかな。

これだから、骨董品屋やリサイクルショップは面白い。
ミソはやっぱり、足繁く通うことに尽きるみたいだ。

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上海旅行報告其之弐

8 月 23rd, 2007

今日の書

雨奇晴好。「晴れた日はいいよね、雨の日もまたいいよね」ってな感じの意味の言葉。
昨日今日と強烈な夕立があったけど、それもまた良いものなのだ。そもそも今年の夏は梅雨から雨が少なく、鉢物のみならず庭木ですら枯れたところがけっこうあった。我が家も時折家を空けたので、3つあったさつきの盆栽のうち2つが枯れてしまった。さつきって水不足に強い方なんだけど、それでも枯らしちゃったのは失敗・・・。
このブログのトップ画像を、以前行った宮古島の写真にしてみたんだけど、こんな感じみたいに晴れているのもとても気持ちがいい。立ちくらみしそうな暑い昼さなか、見上げた空に入道雲が白くもくもくと浮かんでいたりして、そんなときは夏の暑さにとりあえず感謝。そして今日みたいな夕立の後は空気がとても澄んで、吸い込む空気がとても気持ちいい。だからとりあえず夕立に感謝。
この書にあたって、苦労したのは「好」の構図。へたくそなのに上手そうに見せようと書くのもいやらしいし、筆に残った墨が少なくなった状態で軽やかさと墨色を出すのが難しかった。けど今考えると、墨が足りなさそうな状態で書いた字って、なんか味があるのが多いなぁ。硯の残りの墨があと1枚書けるかどうかってなときに書いた作品とか結構面白い。

で、さっそく昨日の続き。
上海2日目。
masaさん夫妻に連れられて、豫園(よえん)というところへ行ってきた。豫園とは明の時代(約450年前)のある役人が親孝行のために18年の年月をかけて作った庭園である。

とても立派な庭園で、至る所手の込んだ作りになっている。庭木に使われている木なども素晴らしい手入れがほどこしてある。日本の庭園とは違う意味でとても魅力的な所。

その後、豫園付近に数多くある土産物屋を物色。私はまず自分の名前の落款を作ってもらうことにした。なんと5分で彫ってくれる。私は今篆刻もやっているのだが、この短時間制作は驚異的である。私が注文するのを見て、妻も影響され衝動的に注文。待ち時間(といってもたかが5分)の間に、他のものを物色。masaさんの奥さんが「上海の若者に流行ってるのよ」と教えてもらった飴を購入。ひとつの大きさはフリスクのケースくらいで、量り売り。種類は2~30種類くらいある。全種一個ずつ袋に入れて購入。いくらかは忘れたが、とても安かった。帰国後私は研究室にこれを持っていったのだが、味的にはそこそこ好評だった。ただちょっと量が多いとの意見が多かったかな。私も食べてみたが、飴一個がフリスクのケースくらいあるので、とても喉が渇く。
出来上がった判子を受け取る。80元くらいだったかな。masaさんはもっと値切れたんちゃうって言ってたけど、確かにそうかも。その後硯と筆、墨を購入。これは値切りに値切って合わせて150元。
茶色い毛の筆と、硯、そして桐箱に入っているやつがこの豫園付近で購入したもの。
最近毛筆で書いているのはこの道具を使っている訳ではないのだが、これらの購入がきっかけと言って過言ではない。

その後、若者向けっぽい場所にある、上海でも有名な点心のお店へ連れて行ってもらった。小龍包など、とても美味しい。私が特に気に入ったのは、チンゲンサイっぽい感じの野菜を炒めたもの。味はアスパラガスっぽい。

この日はその後ショッピング、上海雑伎団そして上海蟹と続くのだが、今日はこれくらいにしておく。

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上海旅行報告其之壱

8 月 22nd, 2007

今日の書

最近は夕食後に字の練習をしている。
しかし、練習というのはやっぱり面倒臭いし、日によっては調子が悪いときもある。練習しないと自分の書きたいような字を書けないだろうから、もちろん練習は大切だ。と同様に、へたくそでも作品を前提として臨む心構えも大事じゃないかな。練習じゃないから書きたいように書く。セオリーとか関係無しに。ビール呑みながら書いたりもする。筆が肴だ。

今日の字は「蛙」。一文字の習作。
私は個人的に、蟹、蛙、カバがフォルム的に好きだ。蛙ならばやはりトノサマガエルがいいなぁ。今の時期は虫をたらふく食って、でっぷりとしたお腹をしている頃ではなかろうか。この書ではそのまるまるとしたさまを表現したかった。でぷっと座りこちらを半眼で小馬鹿にしたように見ている様子をだ。このモチーフはこれからもっと煮詰めていきたいな。そういう意味でこの書はへたくそだけど今のところ私の中で大切なエチュードのひとつだ。

で、話をタイトルに戻す。
上海に行って来ました。もう一ヶ月ほど前のことの報告になっちゃったけど、やっぱり報告しておきたいし書きます。

きっかけは昨今の中国不信。それで中国旅行をキャンセルするひとがとても多かったので、上海の高級ホテル付きフリーツアーでもすごく安くなっていたのを、旅行に餓えていた妻がめざとく見つけて申し込んだのだ。

上海には友人のmasaさん夫妻が住んでいる。今回の旅行ではmasaさん夫妻にものすごくお世話になった。おかげですごく充実した旅行になった。ありがとうございます。

上海へは関空から飛行機で2時間くらい。行きは立派な機内食が出た。日本と上海とでは1時間の時差があるので、着いたら1時間針を戻すことになるので時計的には1時間で着くことになる。

で、着いて最初に乗りたかったリニアモーターカーへ

このとき最高時速は300km/hくらいだったが、これは後で知ったのだがお昼ならばもっと高速で走行するそうだ。
ちなみに片道一人40元(750円くらいか)で、青島ビールが一缶4元くらいなのでどれだけ贅沢な乗り物か解っていただけるだろうか。

masaさんの奥さんに案内してもらいながらリニアモーターカーから地下鉄を乗り継いで、masaさんと待ち合わせしているレストランの最寄り駅を出ると、とてつもないどしゃぶり! なんでもこの時期、上海は毎日スコールのように雨が降るらしい。そして雨が降るとタクシーの取り合いになるので大変! タクシーの初乗り運賃は11元。タクシーはVolkswagenのSANTANAばかり。運転手にはもちろん英語は通じない。masaさんの奥さんが運転手に中国語で場所を告げてくれる。私にはとても上手にしゃべっているように見えるのだが、本人は「まだまだなのよ~」と謙遜する。

なんとかレストランへ到着。masaさんはすでにビールを呑んではった。ここの料理長?は結構日本語が堪能で、色々と説明や融通を利かせてくれる。多少過剰気味だったが。まずはみんなで青島ビールで乾杯! フカヒレ、アワビと高級食材が次々と出てくる。とても美味しい。

食後夜景がきれいなとこ(妻はガイドブックで知っていたらしいが、私は今でもなんていうところか名前がわからない)に行って、その近くのバーで少し呑んだ。旅は始まったばかりである。

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Blogやりなおし

8 月 22nd, 2007

今まではMovable Typeのシステムを利用してブログしてたのだけど、してた言うほど書き込んでもなかったね(反省)。

ということで、なんかMTを使ってたらやたらとトラブルが多かったし、最後の方は投稿したくてもできない、迷惑コメントすら削除できないといった致命的な状態だったので、友人のzonさんの薦めもありWordPressに乗り換えたのだ。

ところが、データを移行しようとしてもなんか文字化けしたり項目が抜けていたりと困ったことばかりなので、どうせ以前からのブログもとりとめのないものだったので、いっそやり直そう! と。

ということで、タイトルは同じだけどこれからはこちらでやっていきます(^ ^)
前のブログに書いてたことも、改めてこちらで書き直すことも少しはやるつもり。
どうぞよろしく!

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