アプリケーションの設定方法

実行の前に"setup.js"をテキストエディタで編集することにより,観察終了までの時間,イベントの文字列および背景色を指定できます.


観察終了までの時間設定

// Duration from start to end of the observation (each numbers = 0: endress)
var dur_mm = 3; // minute
var dur_ss = 0; // second


数字の部分を変更することにより,観察終了までの時間を指定します.
両方を0にすることで,エンドレスモードにすることができます.


キーのイベント名と色の設定

使用できるキーは,"1〜9"です.

// Key Setting
// *** Do not use COMMA & HALFSIZE SPACES to name of events.

// "1" key
var keyAction1 = "start";
var keyColor1 = "#009900";


keyAction1 = "***"の***部分を,任意のイベント名に編集してください.
ただし,この部分にカンマと半角スペースは使用しないでください.

keyColor1 = "???"の???部分に,任意の色を16進数(#009900など),もしくはブラウザに定義されている色名(greenなど)で指定してください.


設定の保存

設定を保存するには,テキストエディタで上書き保存を実行してください.

設定を複数保存するには,名前を変更して保存するか,もしくは別のフォルダに保存してください.その場合,使用の際に名前を"setup.js"に戻し,元のフォルダにファイルを戻してください.


記録の方法

左上の窓に"ready"が表示されているとスタンバイ状態です.
任意の数字キーを押すと,記録を開始します.
あとは,あらかじめ設定したイベント名に対応するキーを,イベントに応じて押すだけです.

"0"キーを押すと,直近の記録を変更できます.次に押したキーとイベントの記録が置き換わり,"note"欄に変更の履歴が表示されます.

観察終了までの時間を設定した場合,右の表に赤い行として表示されます.
単に区切りとして挿入されるだけですので,終了時間を越えても記録の入力を受け付けます.


データの保存とアプリケーションの初期化

「CSV欄」にカンマ区切り形式で,「TSV欄」にタブ区切り形式でログが表示されます.
CSV欄のデータをコピーしてテキストファイルに貼り付け,ファイルの拡張子を「.csv」に変更すれば,エクセルなどの表計算ソフトで使用できます.
もしくはTSV欄のデータをコピーして,表計算ソフトへ直接コピー&ペーストしてください.

なお,右の表をドラッグして表計算ソフトへ直接コピー&ペーストすることも可能です.
この場合,イベントの順番は表計算ソフトのソート機能を利用して並び替えしてください.

"reset"ボタン,もしくはブラウザの更新によってアプリケーションは初期化されます.
データは消去されますので,必要なデータは都度上記の方法で保存してください.
ただし,"setup.js"で設定した内容は初期化されません.


それでは,観察がんばってください.健闘を祈ります!


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